MIDAS IT より、構造解析モデルから構造図を自動生成する「CADロボ」というのが無償でリリースされた。
昨今のソフトの無償化の流れは凄まじいものがあるが、構造設計の業務用ソフトが無償化というのは驚いた。
CADロボは「midas eGen」と「midas Drawing」の2つのソフトから構成されている。
midas eGen で解析モデルを作成し、そのモデルをmidas Drawingで読み込んで構造図生成する。
※midas eGen は解析モデル作成のみで、応力解析機能は制限されている。
要はこれで便利さを知ってもらって、midas eGenを買ってくださいね、という戦略なのだろう。
私が使っている解析ソフトは「midas eGen」ではなく、「midas iGen」なので、
そのまま構造図にはできないのだが、解析モデルデータをインポートする機能はあるようなので、インポートして通り心・層の設定あたりをすれば構造図にできそう。
また「SS3」のcsvモデルデータを読み込むこともできるようだ。
SS3はあまり使っていないのだがcsvモデルデータの中身をexcelなどで見てみると、
他の構造解析ソフトのモデルデータをこのcsv形式に書き換えるプログラムを組むこともできそう。
実は個人的に解析ソフトのモデルデータをexcelに貼り付けて構造図DXFを吐き出すプログラムを作っていて、
伏図は書けるぐらいできていたのだが、CADロボに任せたほうがいいかもという気がしている。
なんだか宣伝くさくなったが、とにかく無償なのでとりあえず試してみたらいいと思う。
もう少し使ってみたら、感想を書くかも。