Webサイトの開設とメールの開通

これまでの準備と並行して、Webサイト・メールアドレスの開設の準備を行いました。

「Webサイトは無し、メールアドレスはプロバイダ支給のものやgmail等のフリーメールを使用」でも問題は無いのですが、
これから何十年も仕事をするつもりなので、ネット利用がより進むことを考えWebサイトとメールアドレスは独自ドメインで作成しました。

私は全部自力でやりましたが半分趣味で作業してるので、得意でない場合は外注の方がいいでしょう。

Webサイトの作成には主に以下のメリットがあると考えています。

  • 名前しか知らない人が検索して連絡できる(取引先・リクルート)
  • 実績がポートフォリオ代わりになる
  • 「構造設計」などの固有名詞抜きでの検索からの連絡

検索からの連絡はあったらいいな程度であまり期待していませんが、10年後20年後にはそういったルートが広がることは明白なので、
なるべく検索順位が上位になるよう、こうやってブログを書いたりしているわけです。

 

ドメインの取得

ドメインとは「○○.com」とか「△△.co.jp」のようなネット上の住所にあたるもので、このWebサイトの場合は「kawata-str.jp」です。
同じドメインがWebサイトにもメールアドレスにも使えます。

この独自ドメインは意外と安く取得できて、価格はドメイン登録サービスごとに違うのですが、「○○.com」で年間1000円・「○○.jp」で年間3000円・「○○.co.jp」で年間4000円程度です。
このうち「co.jp」は法人しか取得できません。

他にも「.shop」とか「.tokyo」とか変わったものだと「.ninja」なんてのもありますが無難なものにしています。
「○○@kawata-str.ninja」なんて名刺に書いてもメールアドレスとして認識してもらえない可能性がありますし。

私はお名前.comを利用してドメインを取得しました。

 

Webサイト用サーバー

Webサイトには、そのデータを置いておくサーバーが必要です。
普通はレンタルサーバーを利用することになります。

現状、当サイトはデータ量も100MB程度と大したことは無いため、xdomainの無料レンタルサーバーを使用しています。
無料サーバーなのでスマートフォンで当サイトを閲覧すると広告が表示されます。

サイトのデータ量が増えてきたら有料サーバーに引っ越します。
有料サーバーも100円/月から有り、月に1000円も出せば設計事務所のWebサイトでは将来的にも困らない性能のサーバーが借りれます。

 

Webサイトの作成

Webサイトの作成にはWordPressというオープンソースのソフトウェアを利用しています。
なのでレンタルサーバーはWordPress対応のところを選ぶ必要がありました。(主要なレンタルサーバーはほぼ対応しています)

WordPress対応の無料テンプレートが大量に公開されているため、デザインや機能が好きなものを選んでサイト名をつければそれだけでWebサイトとして公開できます。

ただしカスタマイズをするにはhtml,css,phpなどの知識が必要となってくるため、テンプレートそのまま使う場合のでなければそれなりに覚えることはあります。
それさえ苦でなければ、無料でそこそこの見栄えのものができるのでおすすめです。

 

メール開通

メールアドレスを取得するにはメールサーバーが必要です。これもレンタルです。
メールサーバーは調べた限り無料のものは無いですが年間1000円程度からあるようです。
ひとつのメールサーバーを借りれば、メール容量は有りますがメールアドレスは無制限に作れる場合が多いようです。

私はメールサーバーをレンタルするのでなく、メールも含めてWebストレージ・グループ機能・カレンダー機能などがパッケージされたサービスのGoogleのG Suiteを利用することにしました。

G Suiteの場合、メールはGmailと全く同じ使い勝手で独自ドメイン「○○@kawata-str.jp」が使用できます。
月額はBasicで600円/月(6000円/年)です。

G Suiteを選択した主な理由は

  • Webメールなので、ネット接続可能などの端末からもメール閲覧可能
  • 同一アカウントでWebストレージとメールアドレスが管理される
  • (将来的に社員が増えた時の話だが)社内の情報共有・スケジュール調整が容易

このあたりの利点に関しては、いずれ別記事でまとめたいと思います。